(社)東洋美食薬膳協会 東洋薬膳茶アドバイザー・(社)日本ホリスティックアロマライフ協会 アロマケアタッチセラピスト・ミネラルコンダクターのYUHARAN(ゆはらん)です
今日はデトックス効果が期待できる緑豆おやつのご紹介です。アロマタッチケアに来てくださったお客様にお出ししたんですよ~。
アロマタッチケアのあとは、デトックス効果の高いレモンオイルを1滴入れた炭酸水をお出ししていますが、小腹もすくので、この日は甘くおいしい、しかもデトックス効果のあるおやつをお出ししました。
そのおやつとは、発酵緑豆あんこです。
全くお砂糖を使っていないのに、その味の甘いこと甘いこと♬
この発酵緑豆あんこ、ただのあんこじゃぁございません(笑)
先にも書きましたように、なんと解毒効果があるのです!聞きなれた言葉だとデトックス効果!ってことですね。
甘くておいしいおやつがデトックスしてくれる?って嬉しいですよね。お砂糖を使わないからダイエット中のおやつとしては超最適♪
と、いうことで、今回は緑豆の薬膳パワーについて、美味しいお菓子の作り方も交えてお伝えしていきたいと思います。
ダイエットしたい人~!!デトックスしたい人~超必見ですよ!
緑豆ってどんな食材??
それでは緑豆について詳しくお伝えしていきましょう。
緑豆って日頃あまりなじみがありませんよね。
で、何か?というと、もやしの種なんです。下記の写真を見てもらうとわかりますが、小豆や大豆に比べたらかなり小さいです。
中国では昔、鉛中毒の治療にも使われていたほど解毒作用が高く、体の中に入った毒を外に出してくれる、なかなかの強者食材なんですよ。
薬膳情報
生薬・材料 | 五性 | 五味 | 対応症状 |
緑豆 | 寒性 | 甘味 | 口内炎・吹き出物・下痢・薬物等の解毒 |
因みに薬膳茶では緑豆を炒ってから煎じて飲むんですよ。実を茹でて食べるときに出る煮汁をお茶として飲むこともできます。
皮は清熱、中身は解毒の効能があります。
なので、すべてを餡にして食べる発酵緑豆あんこは、両方の効果を期待できるので、とてもおすすめの薬膳になりますね。
作り方は発酵小豆あんこと変わりません。初めて食べた時は、抹茶のような香りがしました。米麹で醸した独特の甘さが広がり、これで砂糖がはいってないのぉ???という感動がありましたねぇ。
緑豆を蒸しただけでも十分甘くおいしいのですが、今回は発酵させることと、ちょっと手を加えてデザートにしてみました。
「食は病気を治す薬、健康を増進するものでもある」
という東洋医学の考え方より、日常の食生活に留意することが大切ですよね。
おやつといえども食!身体に良いものを取り入れたいものです。
それでは緑豆を使った美味しい薬膳おやつ【発酵緑豆あんこ】の作り方を紹介していきましょう。
発酵緑豆あんこの作り方
準備するもの
小豆を使った発酵あんこもそうですが、私は発酵させるのにヨーグルティアという機械を使います。炊飯器の保温機能を使って作る事もできますが、ヨーグルティア使うととても簡単に発酵あんこができるのでこちらを使って作り方を紹介をさせていただきますね。
もうヨーグルティアが手放せないです。一つあるととっても便利♪
さて準備するものは次の通りです。
準備するもの
- 道具
- ヨーグルティア
- スプーン
- 計量カップ
- 炊飯器
- マッシャー
- 材料
- 緑豆 200g
- 米麹 200g
- 水 600ml+150~200ml
ヨーグルティアや緑豆、米麹についてはこちらで購入可能です。良かったら参考になさってくださいね。
作り方
以前習ったことのある発酵あんこの作り方をアレンジして作ってみました。
私が参考にした発酵小豆あんこは私の発酵食の師匠のまごきょんさんの作り方からなんですよ。リンクは下記に貼ってますのでご参考に♬
といいつつまぁ簡単に言うと小豆の部分を緑豆にかえただけなんですけどね
作り方
- 緑豆を計量し洗う
- 一晩水に漬けておく(今回は15時間くらいでした)
- 炊飯器で炊く
- 水600ミリリットル
- モードは玄米
- マッシャーで豆をつぶす
- 水を加える 150から200ml(今回は150ml)
- 水の加減を調節しながら好みの固さに
- ヨーグルティアの容器を消毒
- 電子レンジ600w1分30秒
- ヨーグルティア容器に緑豆を映す
- 麹を計量する
- 温度が50度以下を確認して麹(乾燥or生)を投入
- ヨーグルティアの設定温度を55度にして8時間
- 保存袋に入れて冷凍
- 小分けにしやすいように割れ目を作っておく
緑豆は小さいです 米粒大ほどの大きさ 一晩水に浸して玄米モードに 水分をしっかりすったので豆が大きくなりました 水を足して柔らかく♬ 米麹を投入 出来上がりました発酵緑豆餡子 保存袋にいれて冷凍
参考にした発酵食師匠まごきょんさんのサイトはこちらです👇
緑豆あんこの美味しい食べ方
さて、いつでも美味しく食べられるように緑豆あんこは冷凍保存完了です。
とっさに来客が来ても大丈夫!
パキパキ必要な分だけ割って自然解凍♬
ここで甘~い緑豆あんこを、更に美味しく甘く、薬膳おやつに仕立て上げちゃいますよ♪
そんなに大層なことではありません。
付け足すのは甘酒とクコの実だけなんです。簡単でしょ♬
因みにこの甘酒も自家製なんですよ。
薬膳情報
材料 | 五性 | 五味 | 対応症状 |
クコの実 |
平性 | 甘味 | 高血圧・めまい・老化防止・視力回復 |
うるち米(甘酒) | 平性 | 甘味 | 便秘・ストレス解消・体力増強 |
米麹(甘酒) | 温性 | 甘味・辛味 | 消化不良・疲労回復・美肌 |
緑豆は五性の性質が寒性なので、身体を冷やします。ここに平性のクコの実、平性・温性の甘酒をたすことで寒性の性質をもつ緑豆の体を冷やすという性質を緩和してくれるんですよ♪
いいマッチングでしょ♬何事もバランスって大事ですよね。
まとめ
発酵緑豆あんこでデトックスいががでしたでしょうか?
なぜ発酵緑豆あんこが良いか?をまとめますと・・・👇
- 緑豆はでデトックス効果を性質として持っている
- 👉体外に不要なものを排出
- 米麹と合わせ醸すことで発酵食品となる
- 👉腸活で身体をサポート
- 砂糖を使わないのに甘い
- 👉ダイエット中のおやつに最適
これを見たら作らない手はないですよね ♬
健康的な食材で、しかもデトックス効果もあるなんて緑豆最強です!
因みに効果は下がりますが、緑豆もやしや緑豆はるさめにも同じような効果が期待できるんですよ♪
ただ、もやしについては大豆もやし、はるさめについては、ジャガイモ由来のはるさめがあって、原料が緑豆でなかったりするものがあるので、そこは注意して購入しましょうね。
是非、日々の食生活の中に緑豆を取り入れてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント