(社)東洋美食薬膳協会 東洋薬膳茶アドバイザー認定講師・(社)日本ホリスティックアロマライフ協会 アロマケアタッチセラピスト・ミネラルコンダクターのYUHARAN kako(ゆはらん かこ)です。
今回は薬膳料理にかかせない米麹作りについてお伝えしていきます。
2回程作ったのですが、すぐに作り方を忘れるので、私の備忘録代わりにまとめ、お伝えしたいと思います
我が家はほぼ毎朝と言っていいほど飲む点滴とも言われている「甘酒」を飲みます。他に味噌や麹調味料や発酵料理にも米麹が欠かせません!
かなりの大量消費量なので、米麹を購入する量が半端ないのです。(笑笑)
今回は甘酒や味噌、調味料と、米麹を大量消費する方!必見ですよ!
この記事を見ながら是非作ってみてくださいね。
最後までお付き合いくださ~い。
作り方
作り方は簡単、蒸したお米に種麹を混ぜてあとは麹菌が育つように保温して手入れするを繰り返すだけ。
えっ・・・
もう終わり???(^^♪
出来上がるまで時間はかかりますが、やってみたらとっても簡単なんです。
コストの事を考えると大量消費する人には本当におすすめなの♪
沢山作っても消費に時間がかかるという人は出来上がった米麹を冷凍するというてもありますから、ここはひとつチャレンジしてみてください。
では、材料と道具から説明していきますね。
材料と用具
材料は米と種麹だけ、シンプルでしょ。
材料
- 米5合(できれば無農薬のお米)
- 種麹5g(通常は5キロの米で種麹5gで作れます)
用具
- 蒸し器(もしくは中華鍋に調理器具)
- 5キロ用タッパー (3キロでもできなくはないです)
- ふきん、もしくは蒸し布
- あんか・または電気ミニカーペット(冬)・またはカイロ2~3個(夏)
- バスタオル・またはひざ掛け・または毛布
種麹は購入してくださいね。購入先は⇩下記に記しています。
使わなかった種麹は18度以下湿気のないところに保管します。冷蔵庫がおすすめ。
今回は大型の自宅にあるふきんを使用しましたが、米を蒸すときにはこちらが便利です。
蒸し器がない場合せいろを購入してフライパンの上に乗せる感じでも蒸せます。1度目はフライパンの上で蒸し器を乗せて作りましたがOKでした。
麹作りスケジュール
- 初日19時米を洗う
- ※米をサラッと洗ってざるにあげておく。
- 20時米を蒸す
- ※お湯が沸騰したら、ふきんを底に敷き、米を載せ付近をかぶせ蒸す。
- ※最初は強火10分、その後中火で30分。火を切ったら放置
- ・ひねり餅が作れたらOK
- 21時米と種麹をまぜる
- ※米をタッパーに移し(うちわ等使用し)温度を50度以下に下げる。
- *手で触って温かいと思うくらいがベター
- ※米を触っても熱くなくなったら種麹を加えて全体をまぶす。
- ※端を薄く真ん中を盛上げ山をつくり蒸した時に使ったふきんをかぶす。
- ※保温グッズ(冬場はアンカー)を使って保温、タオル(膝掛)をかぶす。
- *タッパーの蓋はずらしておく
- ※米をタッパーに移し(うちわ等使用し)温度を50度以下に下げる。
- 2日目9時手入れを行う
- ※若干ぱさっとしてきた米をまぜる。
- *手を中に入れて温かいと感じたら種麹が活動している証拠
- ※山を形成する。
- ※再び保温、蓋をずらせてタオルをかぶせる。
- ※若干ぱさっとしてきた米をまぜる。
- 2日目15時手入れを行う
- ※上に同じ
- 2日目21時手入れを行う
- ※全体を混ぜながら米の状態を確認。
- ・白と透明の米が混ざっているか?
- ・少し白くなっているコメの塊があるか?
- ※全体を混ぜながら米の状態を確認。
- 3日目9時手入れを行う
- ※全体を混ぜて平らにする。
- ※保温機をはずし、タオル(膝掛)だけかぶせる。
- *冬は15時頃に保温機を切る
- ※砂糖がまぶされているかのような米がかなり見受けられる。
- 3日目21時からしを行う
- ※固まった麹をパラパラとほぐし、水分を飛ばすために大きな器に広げて一晩おく。
- 4日目9時完成
- ※全体の水分が飛んで米が真っ白になっていたら米麹の出来上がり。
- ※すぐに使わない場合は冷凍庫で保存
それぞれの状態を写真で説明してるので⇩を参考にしてください。
米を蒸すときの火加減
5合のお米を5ℓのタッパーに入れた時の盛った感じと米麹の様子。
それと、米麹が少しづつできると白っぽい米があちこちにできます。明らかに色が違う事がわかると思います。
さて、作り方は以上です。
ちょっと押さえておきたいことと失敗しないポイントについては後程まとめてお伝えしようと思います。
では、その前に保温についてお話ししましょう。
保温について
保温は手元にあるもので大概は間に合います。米麹の育成には温度管理が重要なポイントになります。熱すぎず冷たすぎずが重要。
熱いと種麹が死んでしまいますし、冷たいと種麹が活動してくれません。
季節によって若干保温する用具を変えるのもありですヨ。
- 夏
- ポケットカイロを2から3個を毛布にいれてそれをタッパーに巻く。
- 冬
- 電気あんかをタオルで巻きその上にタッパーを載せて、上から毛布を掛ける。
- 床暖房や電気カーペットを保温機代わりに使う。
夏は30度を超える日がありますよね、なのでポケットカイロで充分なんです。カイロは貼れないカイロがお勧めです。
私は夏は2個のカイロを使って作りましたが、結構温かくなりました。
もちろん、冬にポケットカイロ使用でも大丈夫です。個数を増やしてくるむ毛布をしっかりしたものにすればいいので。
ただし、カイロについては24時間で保温が切れるので手入れの度に取り換えをします。また温度を見ながら個数を増減します。
因みに、あんかも使ってみました。
わかったことは、あんかだと手入れの時にいちいち新しく入れ替えしなくてよいのがメリットくらいで、使い捨てカイロを使うので充分のような気がします。個数の増減にタオルや毛布の巻く厚さで調整すればよいので。
ただし、手入れの時にカイロを入れ替えることを忘れそうな人はあんかがおすすめ。
今回私が使った電気あんか⇩
面積としては、5ℓタッパーの底のサイズとほぼ変わりません。
電気をつけても最初全く熱く感じないのでこれで大丈夫??と思うほど温度は低いです。それが、朝になると麹が活発に動き結構熱くなっているんですよ。
私が使ったあんかは温度調節ができないので、使い方としてはカイロとかわらないから、入れ替えを忘れないのであれば安価を購入する必要はないかもしれませんね。
保温機は麹が働き出す為の助走を助けるという感じの役割ですねー
失敗しない為の押さえておくべきポイント!
- 蒸したお米が柔らかくなりすぎないようにする。
- 種麹はできるだけ新しいものを使う。古い種麹は活動してくれなくなる。
- 種麹は通常は5キロの米に5g使われるが、5合で5gの種麹を使うと失敗しにくい。
- タッパーで作るとき蓋はせずに空気が入るようにずらせておく。
- 保温の温度は高すぎないように注意する。触って温かいなぁと思えるくらいの保温にすること。種麹が高い温度だと死んでしまって活動ができない。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
どうですか?簡単に米麹できちゃうって思われませんか?やってみたら本当に簡単なんです。
米麹が出来上がる過程で温かい米麹に触れた時の気持ちよさ。「わぁ、米麹が育ってる~」って肌で実感!!楽しいですよ♪
量が多いなーという人は小分けにして冷凍もいいし、今回の分量を半分くらいにして作ってみてお良いかもしれません。
今回は紹介できませんでしたがこの5合分の米麹まるっぽ使った甘酒についてもご紹介するのでしばらくお待ちくださいね。
ほかにもこそっと伝授してもらったとある調味料についてまもなく開設するサロン内でお教えしちゃいますよ♪
米麹については実際に作ってみたいけど一人で作るには自信がないという方はLINE登録してくださーい。そして、「米麹作りやってみたい」ってメッセージくださいね。人数が集まればZOOMワークショップやりますよー。
何とも言えないほのぼのした幸せを体験してみてください。
因みにサロンを開設しサロンメンバーになっていただいた方には定期的にこういうワークショップをやっていく予定です。良かったら開設の暁にはサロンメンバーさんになってくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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